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オートフォーマットで簡単書式設定(2007以降はクイックアクセスツールバーに登録)

投稿日:2017年1月9日 更新日:

Excelには簡単に表に書式を設定できる[オートフォーマット]という機能があります。

操作方法は、Excel2003で解説しますが、Excel2007以降のバージョンでもクイックアクセスツールバーに登録することで使用することができるようになります。

以下の画像は、Excel2019の[オートフォーマット]です。

Excel2019の[オートフォーマット]

参考Excel2007以降、オートフォーマットの機能は既定のままでは使用できません。[Excelのオプション]から設定する必要があります。

Excel2007以降はクイックアクセスツールバーに登録

オートフォーマットの表示

下の表にオートフォーマットを使って、書式を設定します。

作成済みの表

表内のセルをどこでもいいですから、クリックします。

[書式]メニューから[オートフォーマット]をクリックします。

[書式]メニューの[オートフォーマット]

[オートフォーマット]ダイアログボックスが表示されます。

サンプルの中から、好みの表の上でクリックして選択します。

[OK]ボタンをクリックします。

[オートフォーマット]ダイアログボックス

あっという間に完成です。いろいろ試してみてくださいね。

オートフォーマットから書式を設定した表

表に隣接しているデータがある場合

表に隣接しているデータがある場合、そのデータまでが表とみなされてしまいます。

表に隣接したセル

その場合は、あらかじめ表の部分(データ)のみを範囲選択してから行ってください。

表の範囲選択

オートフォーマットのオプション

また、[オプション]ボタンをクリックすると、より細かい設定ができます。

[オプション]ボタンをクリックします。設定する書式の一覧が表示されます。

  • 表示形式
  • フォント
  • 配置
  • 罫線
  • パターン
  • 幅と高さ

たとえば、元の表の[幅と高さ]はそのままにしておきたければ、[幅と高さ]のチェックを外して[OK]ボタンをクリックします。

オートフォーマットのオプション

オートフォーマットの解除

オートフォーマットの解除は、ダイアログボックスのサンプルの一覧から[書式削除]をクリックして[OK]ボタンをクリックします。

一番下にあります。

注意オートフォーマットの[書式削除]では、設定する前の書式も削除されますので気をつけてください。

初めに書式を設定していて、その書式に戻りたい場合は、標準ツールバーの[元に戻す]ボタンで戻ったほうがいいです。

オートフォーマットの[書式削除]

参考Wordにもオートフォーマットの機能があります。

[表のオートフォーマット]で表のスタイルを簡単設定

Wordでは、[表のオートフォーマット]を使うと、簡単に表の書式設定を行うことができます。 表内にカーソルをおいて、[表のオートフォーマット ...

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Excel2007以降の[オートフォーマット]はクイックアクセスツールバーに登録

Excel2007以降、オートフォーマットの機能は既定のままでは使用できません。

しかし、[Excelのオプション]から設定することで使用できるようになります。

ここでは、Excel2019(永続ライセンス)でクイックアクセスツールバーに[オートフォーマット]を登録する方法を紹介します。

オートフォーマットの使用方法は、上記と同じです。

[Excelのオプション]ダイアログボックスを表示

[クイックアクセスツールバーのユーザー設定]をクリックして、[その他のコマンド]をクリックします。

[クイックアクセスツールバーのユーザー設定]をクリックして[その他のコマンド]を選択

以下の[Excelのオプション]ダイアログボックスの[クイックアクセスツールバー]の設定ウィンドウが表示されます。

[Excelのオプション]ダイアログボックスの[クイックアクセスツールバー]の設定ウィンドウ

参考以下の方法でも同じです。

[ファイル]タブをクリックして、BackStageビューを表示します。

[ファイル]タブ

そして、BackStageビューの下部にある[オプション]をクリックします。

[オプション]をクリック

アクセスキーを使うなら、[Alt]→[F]→[T]の順に押すと、[オプション]ダイアログボックスを表示できます。

キーボード[Alt]→[F]→[T]

[Excelのオプション]ダイアログボックスが表示されます。左メニューから[クイックアクセスツールバー]タブをクリックします。

[Excelのオプション]ダイアログボックスの[クイックアクセスツールバー]の設定ウィンドウ

[リボンにないコマンド]から[オートフォーマット]を選択

[コマンドの選択]から[リボンにないコマンド]を選択します。そして、[オートフォーマット]を探して、選択します。

中央にある[追加]ボタンをクリックします。

右側に[オートフォーマット]が表示されたことを確認して、[OK]ボタンをクリックします。

[リボンにないコマンド]から[オートフォーマット]選択

クイックアクセスツールバーの[オートフォーマット]

クイックアクセスツールバーに以下のように[オートフォーマット]のボタンが追加されます。

クイックアクセスツールバーの[オートフォーマット]のボタン

クリックすると、[オートフォーマット]ダイアログボックスが表示されます。

[オートフォーマット]ダイアログボックス

参考クイックアクセスツールバーのコマンドボタンは、特定のファイルのみに追加することもできます。

[クイックアクセスツールバーのユーザー設定]にある▼ボタンをクリックすると、現在起動中のブック名が表示されますので、そのブック名を選択します。

既定では、[すべてのドキュメントに適用(既定)]になっています。

[クイックアクセスツールバーのユーザー設定]でブック名を選択

[Alt]キーと[数字]キーでコマンドを実行

クイックアクセスツールバーに登録したボタンは、[Alt]キー押してアクセスキーを表示すると、数字が割り当てられていることが分かります。

[Alt]+[数字]キーでコマンドを実行できます。以下の画像は、Excel2010のクイックアクセスツールバーです。

[Alt]キーを押したときのクイックアクセスツールバー

[Alt]または[F10]キーを使ってキーヒントを表示してリボンへアクセス

[Alt]キーや[F10]キーを使って、キー操作でタブを切り替えたり、目的のコマンドへ移動したりすることができます。 まず、[Alt]キーを ...

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クイックアクセスツールバーのコマンドボタンの削除

クイックアクセスツールバーに追加したボタンを削除する方法です。

クイックアクセスツールバーのボタンで右クリックします。ショートカットメニューの[クイックアクセスツールバーから削除]をクリックします。

クイックアクセスツールバーのコマンドで右クリック[クイックアクセスツールバーから削除]

参考Excel2007以降、[フォーム]や[セルの読み上げ]機能なども標準では使用できなくなっています。

[フォーム]を使用するにはクイックアクセスツールバーに登録

Excel2003のときは、[データ]メニューの[フォーム]から起動できたフォームですが、Excel2010では[データ]タブの中に見つけら ...

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コマンドボタンは、クイックアクセスツールバーではなく、リボンに登録することもできます。以下の記事で解説しています。

Excelがデータを読み上げる!読み合わせは[セルの読み上げ]で

Excelには、セルのデータを読み上げる機能があります。日本語の音声で読み上げてくれます。 データにミスがないかチェックが必要な時、読み合わ ...

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[オートフォーマット]のコマンドボタンをリボンに登録すると、以下のようになります。

リボンに設定した[オートフォーマット]

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